京大准教授の投資日記 ~優待バリュー株で楽しく億る~

若手京大准教授(理系)が優待バリュー投資をベースとしつつ、「楽しく」億り人を目指します!

アメリカ株投資について


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こんにちは。島人です。

現在、投資ブロガーの間では、アメリカ株投資が大人気ですね。

今日は、アメリカ独立記念日記念記事として、

アメリカ株投資についての私の考えを書きます。

 

 

まず結論から言って、

アメリカ株投資は大変魅力的です!

 

一般にアメリカ企業は、ROEが高く、株主還元にも積極的です。

 

というのも、経営陣は「株主利益最大化」の義務を負うという意識が社会に浸透してるからです。

 

日本やヨーロッパでは、株主利益最大化ではなく、従業員を含めた「ステークホルダー利益の最大化」が、経営陣の義務であると一般に考えられています。(というか、日本では、経営陣の義務というもの自体、あまり意識されていません。)

 

さらに、アメリカは、

継続的な人口増加、

トップクラスの科学研究(ノーベル賞最多)、

潤沢な資源と大きな市場

といった、

企業を取り巻く環境が素晴らしいです

 

以上の要因から、

アメリカ株は歴史的に最高のパフォーマンスを見せてきましたし、

今後も(少なくとも数十年単位で長期的に見れば)そうであると予想されます。

 

(参考書籍)

 

 

しかし、米国株投資には2つの懸念があります。

 

1つ目の懸念は、

現在の株価が歴史的に最高の高値圏にあり、

PERなどの指標的にも割高感があることです

 

「安全域」を重視するバリュー投資家としては、

現在の米国株は高値掴みの危険が大きく、

投資対象として(現時点では)魅力的といえません。

 

つまり、米国株は「価値」は高いけど、「価格」も同等かそれ以上に高いということです。

 

価値と価格については、下記の記事で解説しています。

shima-jin.hatenablog.com

 

二つ目の懸念は、

(これを問題と考えるかは人によるのですが)

米国株投資は、せいぜいインデックス投資(またはそれを数%上回る)程度の運用利回りとなる可能性が高い、すなわち数年で資産が倍になるといった爆発力は期待しにくいという点です。

  

どういうことかというと、

 

(言語能力・時差・前提知識不足等による)情報入手の困難性から、

米国株投資は、大型株やETFによる運用にならざるをえません

 

つまり、小型株を研究するハードルが、日本株よりもずっと高いため、

厳選した小型株投資による「攻め」の運用ができないわけです。

 

実際、米国株ブロガーの方も、そのほとんどが、大型株かETFで運用してます。

  

他方、日本株で大きな利益を上げている中級・上級の個人投資家は、

機関投資家があまり買っていないため、市場非効率で、割安になっている)小型株へ比較的集中した投資を行っています。

 

こうした投資は、成功すれば、米国株のETFや大型株よりも、大きな利益をあげることができ、成功する確率は、自分の投資経験の積重ね、勉強、企業(ビジネスモデル)分析など、自分の努力によって、高めることができます。 

 

 

しかし、こうした攻めの運用は、初心者のうちは、難しく、

そもそも、資産を巨額にする必要がない大多数の人にとっては、

わざわざ労力をかけてまでするほどのことではないかもしれません。 

 

また、逆に、(英語ができ、アメリカの経済情勢・社会情勢に詳しい)超上級者であれば、アメリカ株でも、日本株と同様に、厳選した小型株投資をすることができるでしょう。

 

そのため、第2の懸念は、

私のような「株でひと財産築いてみたい・インデックスを大幅に上回るパフォーマンスを収めることのできる中級・上級の投資家になりたいけれど、アメリカ株の小型株に投資できるほどのスキルはないし、今後も獲得できなさそう」という人以外には、

問題ではありません。

 

 

私のアメリカ株投資のスタンス

私は、以上のようなアメリカ株の特性から、

少なくとも初心者~中級者のうち(日本の小型株投資で年利20%以上稼ぐことができることに強い自信が持てないうち)は、アメリカ株にも一定程度投資したいと考えています。

 

しかし、今現在のアメリカ株は割高なので、相場調整時(ダウ2万ドル割れ)を待っている状況です。

円高時にドルを安く買い付けつつ、米国株の割高感がなくなるときを狙っています。

 

 

なお、今回の記事は、あくまで私のスタンスを書いたもので、インデックス投資など他の投資手法を批判・否定するものではありません。

私も、年を取ったり、子供ができるなどして安定志向になったり、投資にかけられる時間が少なくなれば、小型株投資ではなく、よりマイルドかつ堅実な投資として、米国株中心のポートフォリオとするでしょう。

 

投資スタンスは、人生のスタンス同様、人それぞれで、各自がその時々の自分に合うものを模索してゆくものなのだと思います。

 

 みなさんも、たまに立ち止まって、自分の投資スタンス(ひいては、人生のスタンス)を見つめ直してみては、いかがでしょうか。

 

偉そうなことを書いていますが、まだまだ私も投資スタンスを摸索中です。

このブログを通じて少しずつ前進していければと思います。

 

それではまた!